「荷物を減らして、もっと身軽に旅するように生きたい」
「雨でも雪でも泥の中でも、これ1足で全部済む万能な靴って、ないのかな?」
そう思っているあなたへ。
こんにちは、カナダ在住12年、タクトです。
いきなりですが、僕はカナダに来てから20回引っ越しています。
「いや、多すぎでしょ」と思いますよね。理由はシンプルで、性格です。一箇所に留まっていると、どうしても飽きてしまう。「世界はこんなに広いのに、ずっと同じ場所にいていいのか?」「今この瞬間も、何かの機会を逃してるんじゃないか?」——そんな風にソワソワし始めたら、もう止まりません。
縛られるのが何よりイヤな僕は、アパートの「1年契約」という単語を聞くだけで喉が詰まりそうになります(笑)。だからいつも、出たい時にすぐ出られるマンスリー物件を渡り歩く生活を続けてきました。
そんな移動人生の僕が、引っ越しのたびに一番頭を抱えていた天敵。
それが 「靴」 でした。
引っ越しの最大の敵は「靴」だった。元陸上部のジレンマ
荷物が多いと、移動は地獄です。これまで何度、買っては処分してを繰り返したか分かりません。
極力モノを増やさないよう意識していても、最後の最後まで「こいつだけは、どうにもならん…」と厄介だったのが靴。地味に重い。スペースを食う。そして何より、形が崩れる。
「スーツケースに無理やり詰めればいいじゃん」と思うかもしれません。
でも僕は学生時代ずっと陸上部で、靴には妙なこだわりがあるんです。形が崩れれば履き心地は確実に変わる。正直、かかとを踏んだまま歩いている人を見かけるだけで歯がゆくなるレベルで(笑)、自分の靴をスーツケースの中で潰すなんて選択肢はありませんでした。
当時の僕の持ち靴は、多いときで5足。家具付きの部屋を選んでいたので大型家具はゼロ。それでもスーツケース1つとリュック、両手いっぱいの買い物袋を抱えて、呼んだUberに大急ぎで荷物を詰め込むのが引っ越しの恒例行事でした。
靴の中に詰め物をして形崩れを防ぐ…なんて小細工もしましたが、それで荷物の「総量」が減るわけじゃない。
「スーツケース1つ分の所持品で、スマートに身軽に生きたい」
そんなミニマリストのような暮らしに、ずっと憧れだけを募らせていました。
転機は8年前。都会の疲れと「トコジラミの悲劇」
転機が訪れたのは8年前。都会の暮らしに疲れ、カナダの田舎を経験しようと「WWOOF(農場でのボランティアワーク)」への参加を決めたときです。
「農場に行くなら、タフなブーツが要るな」
「どうせなら、どんな環境でもガンガン履けて、普段の荷物も減らせる万能なやつがいい」
そう思ってYouTubeを漁っていたとき、出会ってしまいました。
『ブランドストーン』です。
ファッションYouTuberのハズムさんが動画で紹介しているのを見た瞬間、「これだ。僕が探してたのは、これだ!」と、購入への気持ちが一気に固まりました。(※ハズムさんの動画は記事の最後に載せておきます)
そして同じタイミングで、購入を”決定づける”大事件が起こります。
当時住んでいたアパートに、あの悪名高きトコジラミ(Bed bug)が発生したのです。
体中を刺されて猛烈に痒いのはもちろん、平べったい豆粒のような成虫から、ほぼ透明で肉眼ではまず見つけられない幼虫まで、次から次に出現。ありとあらゆる所持品が汚染されました。ネットで調べると「本の背表紙のわずかな隙間にも入り込む」との記述。この一文で、心が完全に折れました。
次の滞在先に、1匹たりとも連れて行くわけにはいかない。トコジラミは熱に弱いという情報を頼りに、浴槽に熱めのお湯を張り、放り込めるものは全部放り込みました。靴も全部沈めました。それでも「もし縫い目の隙間で生き残っていたら…」という不安が、どうしても拭えない。
そこで僕は、腹を括りました。
「今履いていく靴と、ビーチサンダル。それ以外は全部捨てる」
「田舎の農場に行く」という目的と、「トコジラミを確実に断つ」という極限状態。この2つが重なった結果、僕の靴棚は一気に断捨離され、代わりに『ブランドストーン550』が生涯の相棒として仲間入りしたのです。(結局、WWOOF前に避難先で運動用のランニングシューズだけは買い直しましたが)
農場の泥から、高級ホテルのレッドカーペットまで。計8年履いて分かった本当の万能性
半ば強制的なミニマリスト化で手に入れた、人生初のブランドストーン。
ここからの活躍が、本当に凄まじかった。
結論から言います。この1足で、僕の日常のほぼ全ての天候・全てのシチュエーションがクリアできてしまいました。
①【全天候】雨でも雪でも、足元は常にドライ
WWOOF先の農場は、泥と家畜のフンが混ざり合うタフな環境。そこで毎日ガンガン履き倒しました。突然の雨でも、サイドのゴア(ゴム)部分を越えて浸水しない限りびくともしない。カナダの雪道も平気で歩けます(氷の上だけは要注意ですが、それはどの靴でも同じです)。
朝、天気予報を見て靴を選ぶ——あの小さなストレスが、人生から消えました。
②【仕事】水浸しのキッチンの床でも滑らない
その後、レストランのキッチンで働いていた時期のこと。
キッチンの床というのは過酷です。シンクやディッシュウォッシャーの周りは常に水浸しで、調理場からは日常的に油も飛び散っている。実際、普通のスニーカーを履いた他のスタッフが、シンク付近の濡れた床で派手に滑って転ぶ場面を何度も見ました。
そんな床を、ブランドストーンのソールは何事もなかったかのようにグリップして歩けました。(もちろん、油がベッタリ広がった床ならどんな靴でも滑るでしょうが、飛び散っている程度なら全く問題なし。)
「ワークブーツ」を名乗るだけのことはある、と現場で実感した瞬間です。
③【街歩き・TPO】磨けば「上品な街履き」に化ける
これだけタフな靴でありながら、ちゃんと磨いて手入れをしてやると、綺麗なツヤが出て上品な雰囲気に化けてくれる。ここがブランドストーン最大の底力です。
街のアスファルトを歩いても悪目立ちは一切なし。さすがにフォーマルすぎる場は厳しいですが、毎日のブラッシングでツヤを出しているおかげで、高級ホテルの前に立つ正装のベルボーイさんたちの前でも、胸を張って堂々と通り過ぎられます(笑)。
ホテル前の歩道に敷かれたレッドカーペットの上を、ツヤの出たブランドストーンで歩く瞬間の、あの妙な高揚感。数年前まで農場でフンを踏んでいたブーツと同じものとは、とても思えません。
泥の中でも、水浸しのキッチンでも、レッドカーペットの上でも。 この振り幅こそが、計8年履いて分かったブランドストーンの正体です。
正直に告白。1足目は「手入れをサボって」5年で終わりました
ここでひとつ、正直に白状しておきます。
実は僕、ブランドストーン550を2足買っています。「え、1足で8年じゃないの?」と思いますよね。そうなんです。厳密には、同じモデルを乗り継いで計8年です。
1足目は、手入れをほぼサボっていました。それでも農場の泥、キッチンの水と油、カナダの雪をくぐり抜けて5年持ちこたえてくれましたが、最後はさすがにボロボロに。ノーメンテでこれだけ酷使して5年なら十分すぎる働きですが、「もっと大事にしてやればよかった」という後悔が残りました。
だから2足目は、ブラッシングとクリームでのケアを習慣にしています。現在3年目ですが、ボロボロになるどころか、革に深みのあるツヤが出て、新品のときより明らかにカッコよくなっています。これが革靴でよく言われる「経年変化(エイジング)」というやつか、と。
つまりブランドストーン550は、放置しても5年戦える。手入れをすれば、育っていく。
同じ1足で、正反対の実験を身をもってやった僕が言うので、間違いありません。

まとめ:身軽に生きたいなら、答えはもう出ている
あれだけ引っ越しのたびに「形崩れが…」「スペースが…」とソワソワしていた僕ですが、ブランドストーンに出会ってからは、「この1足を履いて、そのまま移動するだけ」になりました。
スーツケースに靴を詰める必要も、形崩れに怯える必要も、もうありません。「スマートに身軽に移動したい」という長年の夢は、たった1足の靴が叶えてくれました。
もしあなたが、過去の僕と同じように——
- 荷物を減らして、フットワーク軽く生きたい
- でも、靴のクオリティと見た目には妥協したくない
そう悩んでいるなら、答えはシンプルです。
消耗品としての靴を5足持つより、年単位で戦える相棒を1足。 ブランドストーン550は、あなたの暮らしを確実に身軽にしてくれる「最高の投資」です。僕はもう、こちら側には戻れません。
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(※購入時のサイズ感の選び方は、別の記事で詳しく解説しています!あわせてどうぞ)
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